No.91 2001/05/01
セールス電話撃退法(留守番電話活用編)

 1999年12月に、セールス電話撃退法について第22回第23回第24回で書きました。そのころには、自宅にセールス電話がかかってくることはほとんどありませんでした。
 ところが、最近、休日に自宅にマンション購入のセールス電話がひんぱんにかかってくるようになりました。その都度電話をたたき切っているのですが、いっこうにやみません。電話番号の漏洩元は、大学の同窓会名簿と、私の会社が属する企業グループで作っている管理職名簿のようです。
 第24回で書いたように、敵の会社の情報を聞き出してインターネットでさらし者にしてやろうかとも思ったのですが、電話に出てセールスだとわかったとたんにうんざりしてしまって、その気になれません。ついに防衛策を講じることにしました。
 迷惑電話対策としては、NTT東日本・西日本のナンバーディスプレイサービスを利用して、発信者番号を確認してから出るという方法があります。しかし、私の家のISDN回線のターミナルアダプタはナンバーディスプレイサービスに対応していません。今のところ、わざわざターミナルアダプタを買い替えたくはありません。
 そこで、ターミナルアダプタにつないでいるアナログ電話機の留守番機能を活用することにしました。相手が名乗るのをスピーカーで聞いてから出るという方法です。在宅中でも留守中でも使えるように作った応答メッセージは次のとおりです(ファクシミリ兼用機なので、ファクシミリ送信の案内も入れています)。

 こちらは、○○です。
 恐れ入りますが、最近、不正に流出した名簿を利用する悪質なセールス電話が多いため、留守番電話で承っております。
 合図音のあとで、お名前をおっしゃって2〜3秒お待ちください。
 出ない場合は不在ですので、お電話番号をおっしゃってお切りください。のちほどこちらからご連絡いたします。
 ファクシミリの方は送信してください。
 (ピーッ)

 この応答メッセージには、以下のような工夫を込めています。  この応答メッセージは、いやがらせ電話で困っている人も応用できると思います。ご参考にどうぞ。

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