No.12 1999/11/13
眼鏡の洗い方

 ティッシュペーパーを細長く折って、一方の先端を水で濡らし、その部分に食器洗い用の中性洗剤を付けます(外出先でならトイレの手洗い用石鹸を使ってもいいですが、中性洗剤でないと良くないそうなので、臨時にとどめた方がよいでしょう)。
 眼鏡に水をかけて濡らし、洗剤を付けたティッシュペーパーでレンズを拭います。ついでに、皮脂が付いたフレームも拭うとよろしいでしょう。
 次に、眼鏡に流水をかけて洗剤を洗い流します。たいていは、レンズの表面のコーティングが水をはじくので、水はほとんどレンズから流れ落ちます。大きめの水滴がいくつかレンズに残るでしょうが、そこ以外の部分はきれいになります。
 もし水がきれいに流れ落ちずに細かい水滴がへばり付いていたら、その部分にはまだ皮脂などの汚れが残っています。もう一度拭って、また流水で洗い流します。
 最後に、ティッシュペーパーの乾いた部分(濡らした先端の反対側)で、レンズに残った水滴を吸い取ります。

 シリコンクロスもレンズクリーナー液も必要ありません。そんなのを使うよりもはるかにきれいになります。超音波洗浄をすれば同じくらいきれいになるでしょうが、そのために眼鏡屋さんへ行くまでもありません。こんな簡単な方法を、私はちゅうねん近くの年になるまで思い付きませんでした。
 お試しください。

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